万博キャラクター“ミャクミャク” 物事を計画するとき、その計画がうまく行かなかったときの代替案を、コンティンジェンシープランという。特に危機管理の観点から重視される。実際そのようなケースはよく起こることであり、コンティンジェンシープランを立てるのは、当然のことである。ところが日本では、この概念が徹底していないのが実情である。2025年、間違いなく大失敗することが決定付けられている大阪万博で、その旨問われた斎藤健経産大臣(当時)は「失敗しないようにする」と答えた。これは大臣失格で、欧米ならただちに罷免されるだろう。失敗した場合について、なんのプランも持っていない。また、2011年に東日本大震災が…