愛知県美術館で「曽我蕭白 奇想ここに極まれり」を、また名古屋栄三越で動物写真家の岩合光昭さんの写真展「こねこ」を観てきました。 「曽我蕭白 奇想ここに極まれり」では、江戸時代の絵師、曾我蕭白(しょうはく)(1730-1781) と彼が師事した、または影響を受けたとされる絵師たち(高田敬輔、寺島良安)の絵が展示されていました。 展覧会のポスターにもなっている唐獅子図は大迫力。唐獅子って架空の生き物(もとはインドライオンが中国に伝わって神獣化して、さらに日本に伝わり狛犬へと変化していった)ですが、蕭白の描く唐獅子も人物もみんな目や鼻がまん丸でどこかユーモラスで、ちょっとグロテスクでもある。なんか「…