昨夜は友人と火鍋(ホットポット)を食べに行った。 コーズウェイベイにある〝樓下火鍋飯店〟。 地下へと続く階段を下りてゆくと、そこには、 ノスタルジックでレトロな70年代香港が広がっていた。 レトロブームに乗っかっちゃいました、というような、 なんちゃって感が全くなく、古き良き時代の香港に タイムスリップしたような空間が再現されている。 もう、経営者の本気度がうかがえる店だ。 中国製の肉を一切使用していないので値段は張るが、 スープも美味くて、ビールも進んだ。 こうして久々の香港を満喫する一方で、 ここはもう自分が居たいと思う場所ではない、 という想いも、同時に味わっていた。 その理由を述べよ、…