絶望と恨み 離婚前の彼女の言っていた面会の条件は 離婚後守られなかった。 「話が違うじゃないか」 「ひどすぎる」 「同じ親だったら気持ちを考えてくれ」 「耐えられない」 私は気持ちの全部を彼女に伝えた。 それに対して彼女の答えは 「私たち家族の見解は月1が妥当」 ということであった。 妻が自分たちの血縁者で徒党を組み私に敵視している以上 私の訴えはまさに火に油をそそぐようなものだった。 私の知らないところで息子と娘は成長していく時間。 私はそれから毎日、彼らの思い出の写真を見ては触れられない存在に 涙を流す毎日が始まった。 もちろん気を紛らわすためにお酒にそれから頼っている。 それから彼らに数…