DOI: 10.1111/jog.12721 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 【目的】子宮内膜癌または子宮頸癌の外科的治療後の下腹部リンパ浮腫に対する五苓散を基本とした漢方療法の有効性と安全性を評価すること。 【方法】子宮内膜癌と子宮頸癌に対して、後腹膜リンパ節郭清を含む根治手術を実施した。手術後、下腹部リンパ浮腫、特に陰部陰門外陰部に影響を与えるリンパ浮腫の患者に対して、五苓散ベースの漢方療法と統合理学療法が行われた。五苓散(7.5g/日)は1日3回(tds)経口投与された。有意な反応が認められなかった場合は、柴苓湯(9g/日;3g tds)または牛車腎気丸(7.5g/日;2…