doi.org 【背景】五苓散には、体液の恒常性を調節する利尿作用があり、心不全(HF)患者の予後改善において標準治療を補完する効果がある可能性がある。 【方法】日本版診断群分類データベースを用いて、2016年4月から2022年3月までに心不全で初回入院し、標準的な心不全治療薬を処方されて生存退院した患者431,393例(平均年齢79.2±12.6歳、男性52.3%)を後方視的に同定した。退院時の五苓散処方有無に基づき、患者を標準心不全治療薬+五苓散群と標準治療薬単独群の2群に分類した。傾向スコアマッチング法を用いて、両群間の退院後1年以内の心不全再入院発生率を比較した。 【結果】全体として、…