『子どもをうまく愛せない親たち』(橋本和明)を読んでの感想をつづります。 子どもに限らず人や物を「愛する」には、思いと技術がいるように思えます。 「愛する気持ち」とそれを「動作として表す・伝える技術」です。 愛することができない! となると、愛する気持ちがない! と短絡的な結論になりがちな世の中ですが、 どっこい、それは「技術」不足の影響がままあります。 技術不足の親に育てられた経験、支援者として技術を提供してきた経験からです。 技術が不足している親は、愛する気持ちは(強く)あっても、それを動作として表す・伝える技術を(まだ)知らないので、 まずい言葉を使ったり、逆効果になる働きかけをしたりし…