www.youtube.com 東京国際映画祭で『孤独の午後』を観た。監督はアルベルト・セラ。アルベルト・セラ監督作といえば、一昨年の東京国際映画祭で扱われた『パシフィクション』が記憶に新しい。 otakuiy.com 本作はスター闘牛士アンドレス・ロカ・レイにスポットを当て、闘牛場での死闘とその競技前後の様子が反復される構成をとっている。 闘牛場=舞台のように演出され、その中で闘牛士達は予め決まったプロセスに則って牛と闘う。つまり、まずは槍や短剣を牛に刺して彼らを興奮状態にしてから、最後にマタドールと呼ばれる主役が登場して赤マントを使って牛を翻弄し、トドメの一撃を与えるのだ。このプロセスから…