ちょっと変な本読みました。 明智卿死体検分 作者:小森 収 東京創元社 Amazon この本、「明智卿死体検分」という短い長編?って変な言い方ですねーーー著者のあとがきでは、原稿用紙300枚弱と書かれていますーーーと、「天正十年六月一日の陰陽師たち」という短編が入っています。 ちょっとしたミステリー小説です。 変なのは、陰陽師たちが活躍しているのと、織田、豊臣、徳川あたりが出てくる歴史を好きなように弄っていて、事件が起こり解決されているのがいつ頃なのかが判断つきかねる、はっきり言って架空の時代と空間が舞台になっていることです。 明智卿死体検分 明智と言えば、光秀も小五郎も思い浮かびますが、「明…