玄宗皇帝【電子書籍】[ 塚本青史 ]価格: 1140 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 李隆基の幼少期は「武韋の禍」。祖母の則天武后が行なった恐怖政治の後、譲位した中宗の妃・韋皇后が娘の安楽公主と謀って、夫の中宗を毒殺する。その上隆基の叔母で武后の娘である太平公主とその取り巻きとの暗闘もあり、王宮は女性を中心にさらに混迷を深めていた。 隆基の従兄が韋后に叛旗を翻すも失敗したのを見て、隆基は宦官の高力士と慎重に陰謀を巡らして行く。臆病な性格を演じて周囲を安心させ、まずは太平公主と協力して韋皇后一派を一掃した。武則夫により廃位された父睿宗が復位すると、兄に代わって皇太子となる。そして712年に玄宗…