どうしても消えないらしい・・・ 餡掛けと言う名のの欲求が。 妻がこうなりだしたらある種もう終わり。 それは突如として来るモノではなく、何か、こう徐々に沸き起こるモノであるらしい。 「久し振りに五右ェ門行きたいな・・・。」 と数日前は小声で囁いていたくらいの主張が、ピーク時には 「考えすぎて逆に行きたくなっていることを忘れる」 と言う珍事態にまで発展するから奇妙である。 この日、どうしても水を大量に購入したいと言うことから、それぞれ一人ひとりでの買い物は止め、何かを食べに行き、その帰りに買い物をする約束をする。 「何か食べたいモノは?」と言う私の問いに 「よし虎」と答える妻。 その通りに行ってみ…