呉市の観光資源として旧海軍遺構はよく知られているし、日本遺産にもなっている。 だが呉市にはもう一つ日本遺産がある。それは北前船の寄港地であった「御手洗」の港である。 呉市の島嶼部は「安芸灘とびしま海道」として4つの島を一体化しサイクリングで観光振興を図っている。 「御手洗」はサイクリングのゴール地点、4つの島の東端:大崎下島の東端に位置している。 また「御手洗」の他にも歴史資源はあり、下蒲刈島の三之瀬という地域は朝鮮通信使の寄港地であった。 つまり「安芸灘とびしま海道」を巡ることで御手洗・三之瀬と2種類の文化遺産に触れることができるのだ。 それ故今回はレンタサイクルを借りて、安芸灘とびしま海道…