読み いもがため、すげのみ つみに、ゆきしわれ、やまぢにまとひ、このひくらしつ 意味 あの娘(こ)のために菅(すげ)の実(み)を摘(つ)みに行った私は、山道(やまみち)に迷(まよ)って、一日を過ごしてしまいました。 菅:山菅とは 菅:山菅とはなにか? 色んな説があるようですが、カヤツリグサ科の菅(すげ)が有力だと云われているそうです。 この「山菅(やますげ)」を詠んだ歌は、万葉集には14首(今回の菅を詠んだ歌を含む)あるそうです。 妹 とは 妹は、「いも」と読む。「あなた」(男性が、妻や恋人、姉妹など親愛をこめて呼ぶときに用いる) 柿本人麻呂とは 柿本人麻呂は、歌をもって宮廷に仕えた官廷詩人で…