昨日に引き続きで編集工房ノア「海鳴り」37号から話題をいただくことにです。 この号には、散文だけでも8本ほど掲載されていますので、一日一本話題にしま したら一週間くらいは続けることができそうであります。 本日は、この中から定道明さんの「沓掛山荘訪問記」を読んで見ることにです。 ノア「海鳴り」の読者の方は、年齢が高いと思われますので、「沓掛山荘」とある のを目にしましたら、これは中野重治さんの夏の家を訪ねる話であるなとおわかり になる人もいるのでしょう。 中野重治さんを尊敬をもって読んでいた人たちは、すくなくとも80代になって いるはずでありますが、これを書かれた定さんは1940年生まれとありま…