みちのくあんこ旅が長すぎたので、ここで箸休め。 今回はあの(!)東京・日本橋の老舗蕎麦屋「室町砂場」の「そばぜんざい」を取り上げたい。 以前から一度食べてみたかったメニューだが、これだけを注文するのは気が引ける。 本当なら純米酒の冷やかぬる燗を横に置いて、ざるそばでも手繰ってから、仕上げとして味わうべきものだと思う。 なので、今回は邪道を承知で、お客の少ない時間帯に暖簾をくぐった。 お品書きには2種類。「温」と「冷」。「野暮天が来ちゃったよ。しょうがないねえ」とどなたかがつぶやいた気がした。ごめんよ、と心の中で手を合わせてっと。 ★本日のキラ星 そばぜんざい 850円(税別) 冷しそばぜんざい…