水納(みんな)島方言 水納島方言は、方言で〈みんなふつ 〉と言い、沖縄県宮古郡多良間村字水納島で話されていた宮古語の一方言です。水納島は宮古島と石垣島の間に浮かぶ砂地だけの小さな島です。その南に多良間島が位置し、この二つの島が合わさって、宮古郡に属する多良間村を形成します(写真、宮古行きのプロペラ機より)。ちなみに、2005年の宮古島市の誕生で宮古群の所属は多良間村だけとなってしまいました。 多良間村:多良間島(前)と水納島(奥) 水納島には1960年代初頭まで200人もの住民がいましたが、1961年から1962年にかけて、島民のほとんどが集団移住で宮古島に渡って高野という集落を作って、そこで…