昔、週刊少年ジャンプに『天地を喰らう』という三国志を基にしたマンガが連載されていた。のちに『サラリーマン金太郎』などのヒット作を生み出す宮本ひろ志先生の作品だ。1983年連載開始だから僕は当時10歳。で、そのマンガは基本的には気持ち悪くてつまんなかったんだけど、劉備と関羽、張飛が出会い、兄弟の契りを交わす場面が非常にかっこよくて、その場面だけは50代の今になっても印象に残っている。 しかし『天地を喰らう』は人気アンケートで常に下位におり、連載は1年余りで終了してしまった。三国志にファンタジー要素をふんだんに取り入れた作品だったが、当時の子供には全く理解できなかったようだ・・・。 で、先日僕はパ…