自国の主体性がなく、米国の意向を重視する外交姿勢。「−主義」「−外交」 以前は日本の革新勢力が保守勢力を批判する場合に多く用いられたが、近年では保守勢力の中で自主独立派が一定の勢力を持ち、彼らが親米保守勢力を糾弾する際に多用されるようになった。 日本以外にも経済的・軍事的に米国に依存する国家では、このような外交的傾向が見られる。例:韓国、中南米、太平洋諸国
対米従属/アメリカ追従/従米
10年以上前、「戦後史の正体」(孫崎享著、創元社)を初めて読んだ時の衝撃は忘れられません。「60年安保のデモはアメリカが仕組んだものだ」、「立花隆の出世記事『田中角栄研究~その金脈と人脈』は当初誰も驚かなかった。アメリカが大ニュースに仕立てあげた」などを検証可能な証拠をあげながら、元外務官僚の孫崎が主張しています。さらには、戦後の歴代首相はほぼ全員、反米だとアメリカの陰謀で潰されていることを示しています。 その後、「知ってはいけない」(矢部宏治著、講談社現代新書)を読んで、日本が第二次大戦後の占領軍と同様の特権を今もアメリカ軍に認めていると知って、「戦後史の正体」のその部分は事実だったと改めて…