入院生活が始まって、もうすぐ1ヶ月半。 辛いことばかりと思っていたこの毎日にも、Rにとっては“ちょっと楽しい”“ちょっと面白い”が詰まっているようです。そんな病棟での出来事を、少しだけ振り返ってみたいと思います。 ⸻ 人形と一緒に“病気を知る”時間 ある日、保育士さんが「Rちゃんに病気のことを、プレゼン資料と人形を使って説明してみては」と提案してくれました。 2歳後半。まだ難しいことは多いけれど、Rの理解力を信じて、“参加型”のお話タイムが始まりました。 私たちがいつも伝えていたのは、 「お腹の中にバイキンマンがいて、カビるんるんが色んなところにいる。だから、それをやっつけるためにお薬頑張るん…