小児がん、横紋筋肉腫で亡くなった重信くん(悠太くん)を見守る母の記録本です。 重信くん(悠太くん)と書いているのは重信くんの名前が二番目の名前だから。 母の純子さんは、厳格な父に不満を抱いて家を飛び出し、20歳の頃に年齢差のある妻子のある男性に惚れこみ、悠太君を身ごもります。 妻子持ち男に入れ込んで最終的に失望し、悠太君が二歳になったころに男と離れる際に悠太という名前を重信に変更しています。 男と別れるために(そもそも妻子持ちなので結婚はしていないと思うのですが)わざわざ子供の名前まで変えるか?と不思議に思いました。 純子さんは全体的に考えをそのまま口にするタイプなので重信くんは可哀想だと思い…