またもkindle unlimitedにて タンザニアを主な舞台に零細商人たちを観察しながらオルタナティブな資本主義のあり方を考える新書。 均質的な時間進行を基礎とし、未来のために現在を投資するという(先進諸国にみられる)資本主義的世界観に疑義を呈する。ただタンザニアで多くの人が従事する小規模小売業は別にコミュニズム的なものではなくあくまで資本主義の一変種であると位置づける。 著者のいうliving for todayというのは今日、明日、今週…顔の見える相手そうしたあくまで具体的で抽象化されていない生活圏をたくましく生き抜く人々のあり方を指している。 インフォーマル経済 これは決してなんでも…