毛虫這う窓の桟からカーテンへ 毎年きまってアマドコロの葉に黒い芋虫が湧く。被害は少ないので、あえて除らずにそのままにしている。彼らがどういう成虫になるのか、あまり関心も持たずにいたが、今回ふと気になって調べてみると、どうやらヒゲナガクロハバチのようだ。そういえば見かけることがある。昔田舎のたい肥場などによくいた奴だろうか。蜂というからには、蜂の巣をイメージするが、いろいろな生態があることを改めて知る。 黒い虫というと有名な古典、「虫愛ずる姫君」を思い出す。改めてネットで探して現代語で読んでみると、これが面白い。この姫様はものごとの本質を的確に表現できる才女であるが、お歯黒はしない、眉毛は抜かな…