金曜は休日であるのを奇貨として小田原へ行っていて、遅い昼めしを食べたあとに腹ごなしに小田原城を見学しました。 いまある天守は昭和になってから再建されたもので、中は後北条家や小田原藩に関するコンパクトな資料館になっています。おそらく小田原が誰もが知る歴史の舞台にはじめて登場するのはやはり秀吉の小田原攻めのはずですが、それに備えての堀と土塁による総延長9キロに及ぶ念入りに作られた北条側の防禦の展示を興味深くつい見入ってしまってます。そして北条氏直はどちらかというと暗愚とされがちではあるものの、暗愚な人物が念入りな防禦を作れるわけがないよなあ、という気が。もっとも、容易に頭を下げることをしなかった点…