10月に入手した光文社版『鉄塔の怪人』を熟読。 実際 子供時代には読まなかった少年探偵シリーズも、 今こうして読んでみると、子どもの心に帰れるのが面白い。 物語は、背中にドクロの模様がある巨大カブトムシが町中を のしのし 歩き回るという荒唐無稽な話で、小林少年が事件を解決していくといっても《なんだろう》という結末だった。 あらすじを書こうにも、はてなマークが頭について纏まらない。 感想は、と聞かれても「変なの」 としか言いようがない。 それでも読んでいる最中は「それでどうなるの?」「えっ!それから?」と、 続きが気になって仕方がない不思議な魅力を持つ本だった。 どんどんページをめくり、のめり込…