(1948年3月5日‐2010年10月1日) 上智大学文学部社会福祉学科卒業、1993年「慢性分裂病者の「回復」評価尺度に関する研究」で東京大学保健学博士。精神神経科秋川病院勤務、1988年東京都精神医学総合研究所、日本社会事業大学講師、助教授、教授、立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科教授。専門・担当領域:ソーシャルワーク、医療福祉、スーパービジョン。
2014年のブログです * 尾崎新さんの『対人援助の技法-「曖昧さ」から「柔軟さ・自在さ」へ』(1997・誠信書房)を読みました。 尾崎さんのことはボランテアでおじゃまさせていただいている精神科デイケアの本棚で偶然,尾崎さんの『臨床・精神科デイケア論』(1992・岩崎学術出版社)を見つけて読んでみたところ,これまでにいくつか読んだデイケア論の中で一番おもしろく読めてファンになりました。 ウィニコットさんを中心に「ほどよさ」を論じているところが新鮮でした。 続けて読んだこの『対人援助の技法』も,対人関係の「援助」について丁寧な論考がなされていて参考になります。 精神分析の考え方も参考に深い考察が…