※本稿は6月8日投稿の『藤井聡太八冠の強さの数学的考察〜その1』(この記事の最後にリンクあり)の続編になります。 藤井八冠が七冠に… 6月20日、藤井聡太八冠 (以下敬称略,藤井という)は、伊藤匠七段との叡王戦5番勝負・第3局で敗れ、本タイトル戦2勝3敗となり叡王のタイトルを失冠し七冠となりました。 藤井は、タイトル戦(番勝負)で初の敗北を喫し、タイトル戦の連勝は22でストップ、タイトル戦の勝率は96%となりました。 この勝率は先の投稿 (この記事の最後にリンクあり)で算出した藤井のタイトル戦の予測勝率97%とほぼ同じ値となりました。また、タイトルを失うとすれば7番勝負ではなく5番勝負だろうと…