藤井聡太八冠が、最初にタイトルを獲得した棋戦は、2020年の棋聖戦。 17歳11ヶ月のタイトル獲得は、史上最年少での達成だった。 以降、あれよあれよという間に、全てのタイトルを奪取。 しかも、それを毎年防衛し続けている、将棋界の絶対王者だ。 各タイトルには、それぞれ永世称号が設けられており*1、棋聖戦では、5期獲得すると永世称号が得られる。 今年の棋聖戦5番勝負で、藤井棋聖(八冠)が防衛に成功すると、初タイトル獲得から5連覇となり、永世棋聖を獲得。 中原誠16世名人が、1971年に得た永世称号の史上最年少記録(23歳11カ月で永世棋聖)を更新する。 だから、今年の棋聖戦は、いつにも増して大注目…