竜王戦は、将棋棋戦の七大タイトルの一つ。主催は読売新聞社。
1986年まで行われていた十段戦を発展解消する形で1987年に創設*1。
プロ棋士、女流棋士、アマチュアにも門戸が開かれている、唯一のタイトル戦である。
優勝賞金は4320万円、タイトル戦の敗者への賞金も1590万円と棋戦として最高額を誇る。
竜王位を失冠してしまった際、他のタイトルを保持していない場合には、1年間の間「前竜王」と呼称される*2。
1〜6組のランキングに分けられており、各組でトーナメントが行われる。各組ともに昇級・降級により毎年4人が入れ替わる。
ランキング3〜6組の優勝者、2組の優勝者と2位、1組の優勝者から5位の11人が決勝トーナメントに進出し挑戦者を決定する。なお、挑戦者決定戦は3番勝負で行われる。
10〜12月
2日制、持ち時間各8時間、7番勝負。