終焉というのは、あっという間にやってくるものである。2019年にタレントの山本太郎代表が立ち上げた政党<れいわ新選組>は、今月山本代表の政界引退と共にその歴史に幕を下ろした(*1)。 発足当時、まだインフレは無かったものの景気低迷で困窮する人が増え、自殺者も増えていた。そんな中で、市民には「生きててくれや」と語り掛け、政策として「消費税は廃止」を訴える山本代表の姿は、いくらかの人に共感を産んだ。 「生きづらさ」を覚える人々 - 新城彰の本棚 「れいわ現象」とも言うべきムーブメントが、この書に記されている。2019年の参議院議員選挙で、全体の4.5%の得票を獲得し2名が初当選し政党要件を得た。2…