山田航 「現代歌人ファイル」 感想の注意書きです。 yuifall.hatenablog.com 嵯峨直樹 bokutachi.hatenadiary.jp 粘膜は小さく開きやわらかな月のあかりに照らされている ぬるい水下腹にきざす 髪の毛がさかなのように匂いはじめる 性愛に関する歌が多数引用されており、「作風の大きな柱のひとつ」とされています。岡井隆の影響下にある歌だそうです。 月光が照らしはじめる駅前の放置自転車 もう来てもいい これ読むと、さんざん今まで読み方に悩んできた岡崎裕美子の したあとの朝日はだるい自転車に撤去告知の赤紙は揺れ を思い出します。 ぼくの短歌ノート-「するときは球体…