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1941年1月28日生まれ、大阪府出身。O型。本名、川崎伸(かわさきのぼる)。 大阪の中学校を卒業後、町工場に就職し1957年に研文社の単行本「乱闘・炎の剣」でデビュー。 1960年頃から少年誌などで野球・スポーツ、ギャク漫画、人情物など様々なジャンルの力作を発表する。 1967年に「巨人の星」で第8回講談社児童まんが賞、1969年に「アニマル1」「いなかっぺ大将」で第14回小学館漫画賞を受賞。 1978年には「フットボール鷹」で第2回講談社漫画賞を受賞する。
★「スカイヤーズ 5」の面白情報箱② ★「スカイヤーズ5」の原作漫画は? 「スカイヤーズ5」は、TBS主導で企画・制作されたテレビアニメだ。アニメ放映に先行して、1966年~1968年の間「少年ブック」(集英社)で川崎のぼる作画連載でコミカライズされた。 ★原作者 「川崎のぼる」ってどんな人? 1941年、大阪出身。本名は、川崎 伸。中学卒業後、「乱闘・炎の剣」で漫画家デビュー。さいとう・たかをのアシスタントを経て、貸本漫画で活躍した。代表作は、梶原一騎原作で作画を担当した「巨人の星」で、一気に国民的な人気漫画家となった。 作風は、ギャグマンガ風なものから、「巨人の星」のような劇画風まで、幅広…
★「スカイヤーズ 5」の面白情報箱① <ストーリー> 国際犯罪組織で死の商人「ゴースト」に母と妹を殺された青年、隼太郎は、日本国際秘密警察「スカイヤーズ」に志願し「ゴースト」の犯罪に挑む。日本国秘密警察の精鋭部隊「スカイヤーズ5」に所属した隼太郎は、コードネーム「S5号」を与えられた。「スカイヤーズ5」の実働部隊4人の仲間と愛犬ピーターと共に国際犯罪組織である「ゴースト」一味との戦に挑戦していく物語。 ★テレビ放映 1.「スカイヤーズ 5」(モノクロ版)全12話+再放送1話 放映テレビ局 JTB系 放映時期 1967年10月4日~1967年12月27日 放映時間 毎週金曜日 午後7時~7時30…
★「スカイヤーズ 5」(とびだすえほん)P.9、10の映像と本文 <本文> S5号こと 隼太郎と、S4号 サムソンの ふたりは、至難のわざ である ゴースト基地へ、潜入した。 奇襲攻撃を かけようと した ふたりは、うす暗い ジャングルに 一つ 二つと しのび よる 黒い かげに、気づかなかった。 「ふっふっふっ、まぬけめっ! わなに かかったな、スカイヤーズ。 かわいそう だが これまでだ!!」 不敵な 声を、頭上に 聞いた ふたりは、ゴースト団に 囲まれていた のに 気づいた。 「うっ、ゴーストめっ!! いくぞっ、サムソン。 ぬかるなっ!!」 言うが 早いか、マシンガンが 火を 吹いた。 …
★「スカイヤーズ 5」(とびだすえほん)P.7、8の映像と本文 <本文> オデオン国の 王子を お見送りする、重大な 任務を 終えた、S5号と S3号は、スカイヤーズ号を 快調に とばしていた。 その時である、 「ドバッ、ババババ・・・・・!!」 強烈な マシンガンの 音が した。 「あぶない!! S3号 とび おりろっ! やはり ゴーストか。 オデオン国から ウラニュームの、略奪を 失敗させた しかえしか。 こいっ、悪党ども!!」 言うが 早いか、空中高く とびあがり、回転したと おもうや、S5号の 拳銃が、火を ふいた。 「ババッ、バキューン!!」 得意の 回転 早打ちだ。 「ギャーッ!!…
★「スカイヤーズ 5」(とびだすえほん)P.5、6の映像と本文 <本文> ゴースト団 イタリア支部は、ゴースト計画の 一つ として、〇月×日 日本時間 午前〇時に、東京爆破を 決行しようと していた。 それを 知った スカイヤーズ5は、ただちに S5号と S3号に、イタリアの ゴースト団 壊滅を、指令した。 「ここが イタリアの 秘密基地か。 すごい 設備だ。 うむ、誘導ミサイルか!」 「S5号、感心している ときじゃ ないわ。」 午後4時まで、30分も ないのだ。 「これで 東京も 最期だ。 日本は、わが ゴーストの 手に はいる のだ。」 支部長は、無気味に わらった。 「そうは させない…
★「スカイヤーズ 5」(とびだすえほん)P.3、4の映像と本文 <本文> 「うーん! きょうは よか 天気たい。 仕事は 終わったし、ポルカ! ドライブ 気分で 帰ろうや。」 「ほい きた、サムソン!」 ポルカの 発明した ポンコツ・カーは、無事、重要任務を 果たした ふたりを 乗せて、快調に そして ゆう然と、広い 大地を 走って 行く。 「バキューン、バババババーン!!」 のどかな 空気を 打ち 破る、すさまじい 拳銃の 音が、大空に ひびき わたった。 ゴースト団だ!! つぎつぎと 追っ手が やって 来る。 「おいっ、ポルカ! もっと スピードを あげんかいっ!」 「そんな こと 言った…
★「スカイヤーズ 5」(とびだすえほん)P.1、2の映像と本文 <本文> 全世界を、恐怖の どん底に おとしいれて いる、怪事件が おきていた。 この 張本人こそ、 混乱の 中で ばく大な金を うばおうとする、国際ギャング ゴースト団 なのだ。その 本拠は、まったくの なぞに つつまれて いた。 これを 壊滅せんと、立ち あがった 組織が あった。 これこそ 悪に 敢然と 挑戦する、日本国際秘密警察 スカイヤーズ5 である。 「ゴボッ、ゴボッ、シュル、シュルルル・・・・・・。」 ゴースト団の 潜水艦が、ゴースト計画 実行のため、目標 X地点に むかっていた。 ゴースト団の海底基地に、潜入してい…
★「スカイヤーズ 5」の表紙と裏表紙 <表紙> <裏表紙> ★『「スカイヤーズ 5」ばんそうのとびだすえほん』の基本情報 発行年月日/昭和46(1971)11月25日 編集人/辻 勝三郎 発行人/山田 高旦 発行所/株式会社 万創 印刷/凸版印刷株式会社 製版/大東プロセス株式会社 <お断り> 文中に差別的な言葉が使われていますが、原文を忠実に表すために使用しています。差別的な意図は一切ありませんので、ご了解願います。
★「いなかっぺ大将」の面白情報箱 <ストーリー> 故郷の青森で動物たちと暮らしていた「大ちゃん」こと風大左エ門(かぜ だいざえもん)のずっこけながらのサクセスストーリー。一流の柔道家を目指し、亡き父親の親友だった大柿矢五郎に招かれ、東京に住み込み修業にやって来た。矢五郎の娘のキク子は、幼なじみの花子にそっくりの美少女で、父親ゆずりの柔道家だった。大柿道場では、二足歩行する奇妙なトラ猫に出会う。この猫を、ニャンコ先生と仰ぎ、必殺技「キャット空中三回転」を習得する。大ちゃんは、意地悪な西一さんや、豚丸木さんなど、ユニークな人たちと触れ合いつつ、ずっこけで失敗の日々を過ごしながらもたくましく成長して…
★「いなかっぺ大将」(とびだすえほん)P.9、10の映像と本文 <本文> 大ちゃん いなかへ かえる 「うおす。 ただいま かえっただす」 大ちゃんが 村じゅうに ひびく こえを あげると、ハナちゃんが、むかえに でました。 がっこうが やすみに なったので、キクちゃんと いっしょに 大ちゃんは、いなかへ かえって きたのです。 「みんな げんき だすか」 大ちゃんが いうと、 〝わんわん うおー ブウブウ・・・・″ とつぜん 裏山の ほうから いろいろな どうぶつが なきながら でてきました。いぬに ぶたに うさぎ くまから たぬきまで、大ちゃんの そばに よってきました。 「みんな げんき…