ここからは、TELEFUNKENがオリジナル・マイクとして開発したコンデンサー・マイク、Alchemy Seriesと、ダイナミック・マイクM80のサウンドを確かめていく。ミツメのボーカル=川辺素の声、アコギ、アコギの弾き語りを、エンジニアの田中章義氏にレコーディングしていただいた。テストを終えた田中氏は、「さすがTELEFUNKEN。ツボを押さえるというのはこういうことなんだなと思いました」とおっしゃっていたが、それがどういうことなのか、また、ビンテージ機への知見がどのように落とし込まれているのか、各マイクへのインプレッションから探っていこう。 Photo:Yukitaka Amemiya …