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川野里子

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さつき・ごがつ(五月)を詠んだ短歌  五月の花橘を君がため玉にこそ貫(ぬ)け散らまく惜しみ 大伴坂上郎女  さつき待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする 作者不詳  空はれて沼の水嵩(みかさ)を落とさずば菖蒲(あやめ)も葺(ふ)かぬ五月なるべし 西行  あまがへる鳴きこそいづれ照りとほる五月の小野の青きなかより 斎藤茂吉  外(と)にはずむ木々のみどりを圧す如(な)して五月まひるの吾子(あこ)のうぶごゑ 木俣修  おもむろにまぼろしをはらふ融雪の蔵王よさみしき五月の王子 川野里子

早くも5月になってしまいました. 昨日の雨とはうって変わって,今日はよく晴れた「五月晴れ」の1日でした. 今日は,五月にまつわる話題二つと五月を詠んだ歌を取り上げます. 「五月晴れ」 「さつきばれ」と読みますね. 「さつき」を辞書で引くと「陰暦五月の称」(日本国語大辞典)とあります.しかし,今でも5月(新暦)を「さつき」と読み,陰暦を意識することなく使っています. その代表が「五月晴れ」. そして, (以下,ご存じの方も多いかと思いますが---. 私は,最近,改めて知ってビックリしました. 「改めて」としたのは,昔,聞いたことがあったのを思いだしたからです.) 「さつき」という名称を,陰暦だけ…