日本の幕末期の江戸の剣術道場のうち、代表的な玄武館(千葉周作)、練兵館(斎藤弥九郎)、士学館(桃井春蔵)の3道場を指す。明治時代に松崎浪四郎が幕末に対戦したうちの3名の強い剣客を挙げた「位は桃井、技は千葉、力は斎藤」という評が広まったものであり、江戸時代にこのように呼ばれていたのではない。 伊庭秀業が開いた心形刀流の練武館を加えて「幕末江戸四大道場」と言うこともある。