カンカンテリテリ、相も変わらず夏である。 毎年全国各地で1,000,000,000回以上は軽く繰り出される「今年は暑いね」の話題だが、今年もしっかり暑い。 周知の事実ではあると思うが、僕はそりゃあもう大の夏好きであり、夏が来る度に両の手を上げて庭を駆け回る。 その様はさながらトムとジェリーのトムである。 夏はいい。 身軽な格好で出歩けるし、蝉の声や入道雲といった”夏”をこれでもかと感じさせてくれる要素が満点だ。 そして何より、青春といえば夏じゃないか。 暑さというものは、青春と蝉を呼び寄せるための甘い蜜なのだ。 そうだ、もっと暑くなれ。もっと汗をかけ。 そしてセットするのにアホほど時間のかかっ…