10月初め、久々に東京にて二日間に渡り美術館巡り。 まずは上野を振り出しに。 藤田嗣治回顧展@東京都美術館。 https://www.tobikan.jp/exhibition/2018_foujita.html 藝大時代から始まり、パリに渡ってエコール・ド・パリの画家となり、 帰国後「誰よりも悲惨な」戦争画を描き、しかし戦後批判を浴び、 再びパリへ渡って擬人的な動物画や宗教画めいた作品を描きつつ、 二度と日本には戻らなかった藤田。 回顧展ですので展示風景から作家の人生を連想するのは 当たり前と云えば当たり前ですが、変転常無きといいますか、作風の変化の幅の広さ。 彼が生きていく中でその都度置か…