正徳5年8月27日。隼人正組の衆の馬を見られるはずのところ、雨天のため延期となる。犬山組の馬も見られるので馬に乗って、もしくは牽いて次々とやって来る。8つ(午前2時、もしくは午後2時)に土地の者が見つけ出したとのこと。60ばかりの男が愛智郡丸山村の山の神の森でひささ(楸)の木に縄をかけて首を吊って死んでいた。これは誰かと町に触がある。葺師藤兵衛召仕の親であった。嫁と争い、家を出てこの如くと。
正徳2年8月15日。この日から七ツ寺で十三郎の狂言が行われるはずであったが、雨のため順延となる。女形・立役などが新たに増える。