きょうの敬老の日に『編集日記(240916福島民友)』は健康長寿を思う▼92歳の評論家、樋口恵子さんは、高齢期を豊かに自分らしく過ごすためには「三つのショク」を説く。一つ目は「食」。10年ほど前に精神的に落ち込んだとき、食生活がおろそかになって栄養失調で入院、「食べることは生きること」を痛感した▼二つ目は「職」。微力でも誰かの役に立ちたいという志で、自分自身も楽しみながら社会とつながり続けることを勧める▼三つ目の「触」は人との触れ合いや人間関係を指す。居場所となるコミュニティーが地域にあれば孤立を防げる世の中にあふれかえる情報で疲れていないだろうか。食・職・触の3ショクで決まり。これを心がけれ…