タイ天然資源・環境省の海洋・沿岸資源局(DMCR)は、サンゴ礁と海洋生態系を保護するため、ダイビング観光に関する新たな規制を導入することを発表しました。今回の措置では、水中撮影の原則禁止や、専門の指導員の同行義務などが盛り込まれています。 DMCRのピンサック局長によると、近年、ダイビング観光の人気が高まる中で、観光客によるサンゴ礁への接触や餌付け、ごみの投棄といった行為が問題視されていました。中には、適切なガイドの指導がないまま観光が行われていたケースもあり、自然環境への影響が懸念されていたとのことです。 こうした背景を受けて、チャルムチャイ・シーオーン天然資源・環境大臣の指示のもと、DMC…