人を騙すための作り話。能舞台で行なわれる「狂言」と区別するために、「自作自演の犯行」という報道をされることもある。
(1)日本の伝統芸能のひとつ。室町時代に成立した。能狂言。 能と同じく猿楽から発展した芸能で、滑稽さを重視して発展した。 独立して演じられる本狂言と、能の曲中に演じられる間狂言がある。 現在、和泉流と大蔵流の2流派が現存。過去には鷺流と呼ばれる流派もあったが、明治時代に断絶した。 主役をシテ(オモ)、相手役をアドと言う。
なお、明治以後は能と狂言を合わせて「能楽」と呼ばれることがある。
(2)歌舞伎の演目のこと。歌舞伎作者は「狂言作者」と呼ばれる。
能楽、和泉流、大蔵流、太郎冠者、狂言回し
文化4年(1807年)。1月。1月1日、晴天。昨年冬の触れで2日までは物静かにして万事慎むようにとのことであったので、門松も見合わせていたところ、差し支えないとの触れがあって門飾りを行う。年始の挨拶も触れでは3日のはずであったが、公儀より触れがあり、例年通り元日に挨拶をし、鳴物などはいつもの通り3日より許される。5日から清寿院境内で京都女風流舞の興行が行われる。13日夜、児玉村で火事がある。19日夜5ツ(午後8時)頃、京町通り、呉服町と伊勢町の間で誰の仕業かわからないが、小者(奉公人)を殺す。呉服町1丁目の岡崎という餅屋の丁稚であった。かまいたち・夜ぶすまの仕業だと噂していたところ、また九拾軒…
文化3年(1806年)。9月。9月7日から稲荷の芝居は替り、初日。𫮾礎花大樹 名木六株。この時から大谷友右衛門は江戸へ戻る。先年、巾下山神社の社家三谷氏に悪事があり、死罪を言いつけられる。この社家は控えの武嶋天神御正体の神鏡を持ち出し、近辺の町家の質に入れたが、町家の主はこの社を深く信仰する者であったので、この神鏡に神号があるのを見、大切に保管していた。あるいは、信仰厚い人がこれを金2分で受け出し、再びこの社へ返したとも。このため当月16日巳ノ刻(午前9時)、武嶋天神の社檀に神鏡を遷座し、お清めの儀式を執り行い、同夜は神楽を奏でる。当日は皆に拝見を許し、参詣の者が多く集まる、その様子は次の如し…
文化2年(1805年)。5月。5月4日より若宮の最後の狂言は心中のべの書残となる。5日、熱田の馬の塔では伝馬町・神戸(ごうど)宿屋料理人が若者として馬を出す。その他いつもの通りたくさん出る。16日より若宮は次の演目に替り、恋女房染分手綱、最後はやはり紙次(紙屋治兵衛カ)。替った狂言は評判がよいが、入りは全くよくなく残念で、6月1日を最後に休演となる。18日、馬の塔は麦の出来が悪く、村、町ともに少ない。当日は雨天で、夕方になって趣向を凝らして少々出る。宮駅の召盛り(飯盛)のお亀が評判で、板行(刷り物)で広まる。その後に禁止される。ただし、去年秋より三味線が許されたので、伊勢・京・大坂などよりも次…
享和2年(1802年)。9月。9月、この頃、痢病が流行る。まじないだからと、柿の葉を10枚煎じて飲めば病にならないと。7日より広井八幡宮境内にて相撲の興行が行われる。江戸の三段目・四段目(今の三段目や序二段なのでかなり下位の相撲取り)の相撲である。七ツ寺の後、大須への通り抜けの西側に茶屋ができる。竹皮屋という。大須門前にコマ廻しの名人がやって来て賑わう。藤井市太郎という。13日、聖惣院様は上田山で茸狩を行われる。東大手より京町通、末森蝮池のあたりより歩かれて散策される。茸は5000本ほどあると。15日、聖惣院様は船で船蔵へ向かわれ、熱田新田あたりから保田のあたりまで遊覧される。辰の刻(午前7時…
薪能に行ってきた。氏神さまではないけれど、ちょっと長めのお散歩で歩いて行けるキョリの神社さま。昨年は雨天中止になってしまったので、今年はどうぞ晴れてくださいと、てるてる坊主にお願いをした。その願いが届いたのか(?)、当日はお天気にも恵まれ、無事に執り行われた。 はじめての薪能ということもあって、ちょっとドキドキ。はじまりはまだ明るい。第一部はこどもたちの御仕舞の発表会タイム。ほんの少しだけ風が吹いて、ときどき、木々の葉っぱが擦れる音がする。さわわ。さわわ。鳥もときどき鳴いている。ちゅくちゅくぴー。 このあたりは、気軽に、ほほえましい思いで舞台を眺められる。ときどき不安定になる謡も、ときどき崩れ…
安永6年(1777年)。1月。1月1日。晴天。同夜、春日井郡勝川村で火事があり、家13軒が焼失する。同郡味鏡(味鋺)村、丹羽郡石仏村、葉栗郡大毛村の以上の5ケ村で火事があったと。ただし、1ケ所はわからず。3日、飴屋町黒門の足軽が右向かいの古木屋の亭主を切る。借金がらみとのことだが、詳しくはわからず。ただし、古木屋は大酒に酔って口論となり、貴様の刀では切れまい、これで切れと脇差を渡し、肩肌を脱いでさあ切れと言ったので仕方なく切ると。足軽はしばらくして立ち去る。この春、様々な異変がある。三ケ日の内に巳の日があれば騒がしいと、2日は巳の日で、辰の元日のためとも。京都にて運気考という書物が出版され、名…
新年 鑑賞初めは梅若研能会 1月公演 国立能楽堂へ伺わせていただきました 去年から楽しみにしておりました「翁」初鑑賞 『能にして能にあらず』「翁」は他の能と違って 神聖な儀式で演者は神となって祈祷の舞を舞う 上演中、客席に入ることも出ることも禁止されている事を前日教えていただきビックリ!観客も神事に参加する者としてその空間にいます 囃子方や地謡方も通常の能より人数多い気がしてその迫力にも圧倒されました 年の初め、この貴重な機会をいただきましたこと心から感謝です Mon“Design-NeT”
天保3年。4月2日、千代村の者が乱心して自分の女房を切り殺すと。4月10日、北町屋村で一向宗の住持の僧と庄屋の間にいざこざがあり、僧は庄屋を切り殺して自殺したが、庄屋は命に別条がなかった。4月6日に市谷で御能が行われる。これは昨年冬に中納言に任ぜられことと、近頃将軍の立ち寄りをつつがなく済ませたことの御祝いと。(演目、演者略)4月4日、植田村の御林(藩主が管理する林)で狩が行われる。射人は130人余りで鹿4ツ・兎を少々捕ると。4月10日、高針村□□(ママ)寺で鐘を鋳る。今年善光寺で開帳が行われるので、4月、5月は参詣する者が多い。摂待駕篭(無償で湯茶を振る舞う駕籠)もあるくらいのことだと。伊勢…
3連休の初日、福岡大濠公園内にある大濠公園能楽堂で鑑賞してきました。 昼は風は強かったのですが気温は高くて過ごしやすかったんですよね。 久しぶりに狂言鑑賞です。 (萬斎さんの長男さんがまだ学生のころ以来かも~) この演目は野村万作さんが演じられます。 桟敷席の前から2列目の席でした。 満員御礼ですね! 桟敷席初めてでしたが超狭い。 1列目の方と3列目の方に挟まれて身動き取れない💦 座布団にすわるのは久しぶりだし足がしびれまくり~~ 野村萬斎さんと野村裕基さん(萬斎さんの長男)の共演で鍋八撥(なべやつばち)を演じられましたよ。 久しぶりに裕基さん演じる狂言を見ましたがとてもいい声をした立派な演者…
百姓仲間のライングループに「ニンジンを100本ほど盗まれた」とメールがあった。 年の瀬とはいえ、なんとも世知辛い話だ。 盗まれた側は損害以上に、数か月大切に育てた努力が一瞬ににして無にされることが最も腹立たしい。 人事の及ばない自然災害ならば、いたし方なく諦めるしかない。アライグマやヌートリアは、生きるために食べているのだから罪の意識はない。だから、ぼんやりとなんとなく許せる。 しかし、罪の意識があるはずの人間の仕業は許せない。 『花盗人』という狂言がある。庭の桜の枝が折られているのを見つけた主人が、とっ捕まえてやろうと、盗人の再来を待ち構える。 そこへ花盗人が盗みにやってきたので、捕えて桜の…