正徳5年7月14日。大須で十三郎の狂言が行われる。他に操りの一座行われる。この間は操りや芝居は行われず。見物人は近頃甚だ少ないと云々。津嶋から大夫は来ており、津嶋でも祭から市までの間毎日天気が悪く、芝居を請け負った者は50両ほど損をすると。十三郎は津嶋へは行かず。津嶋を巡礼で訪れる人も今年は甚だ少ないと。