正徳4年2月10日。大須で十三郎の狂言が行われる。この間は橘町の操りを止めさせる。初午なので稲荷で祭が行われる。名代は巻末に記す。 4日、円満院から日光への日光新宮が鳴海に泊まる。村井道達も江戸を仰せ付けられる。近頃京からやって来て、8日に尾張を出発する。深田宗信も来月10日に尾張へやって来て、江戸へ下るはずである。