京都国立博物館1F-1展示室 彫刻「如来と菩薩」 2024年6月18日(火)~ 9月8日(日)京都国立博物館新館の1階、最初のお部屋に平安時代を中心とした古像が並ぶ。展示解説をメモしながら拝観すると、あっという間に1時間が過ぎた。本稿は、そのメモを文字お越しし、さらに感想や関連リンク等を少しだけ追記したもの。 初見の像はほぼなかったと思う。が、よいお像は何度お会いしても感動する。さらに調べてみると新たな発見もあって、感動が倍増する。 薬師如来立像(京都・長源寺) 10世紀 重要文化財 長源寺のある京都市左京区岩倉は10世紀後半には天台寺院が多かった。本像ももとは天台宗寺院のものだったと考えられ…