脳性まひのヴァイオリニスト式町水晶さんの母親、啓子さんが書いた手記です。 テレビなどで水晶さんを見た時にに名前は芸名かと思っていましたが本名なのですね。 水晶とかいて「みずき」と読みます。 この本はいわゆる子育て本なので「ウチの子どもは頑張ってるけどもっともっと頑張っている私」系のお話が目立ちます。 啓子さんの文章が上手いのでどんどん読み進められます。 頑張っているお母さんは好きですが、自分を犠牲にしてまで頑張るの人は嫌いなので「あれ?」と思った点もたくさんあります。 8ページからご自身がガンに冒されていることが書かれています。 それなのに 「今は彼がデビューするという、人生で一番の正念場です…