2022年6月30日初版第一刷発行した韓国人女性の詩集。 ハン・ガンは去年のノーベル文学賞作家でもあります。 図書館で『菜食主義者』や『すべての、白いものたちの』などハン・ガンの有名な本を借りようとしたら、なぜか貸出禁になっていて、この詩集が貸出可になっていたので借りてみました。 詩集を読むのは萩原朔太郎の『月に吠える』以来かもしれない。 私も自分で詩を書いた時期があったけど自分で書いた詩は自分で意味が分かっているからすーっと入ってくるけど、韓国人女性の詩というのはちょっと私には難しく感じた。 なにか痛みや悲しみがこの詩集には根底に流れているような気がした。 題名の引き出しに夕方をしまっておい…