文政6年4月26日。この日から九十軒町円命明寺で二十四輩の内石然寺の宝物を弘通する。蒲焼町真広寺で越後国府親鸞上人庵宝、宝物自作聖人像を弘通する。
文政5年5月20日。この日から蒲焼町東真広寺で越後国菩提樹山蓮休寺の宝物を弘通する。親鸞聖人七不思議の内、焼鮒の旧跡と称する榎の切株に上人の尊像ともう1つには焼鮒の形が見える。珍物であった。
文政5年4月21日。この日から大津町下法光寺で三州勝曼寺の霊宝を弘通する。日が延びて5月11日まで。
文政5年2月18日。この日から27日まで玉屋町理相寺で聖徳寺の宝物が弘通される。
文政5年4月21日。この日から5月5日まで大津町下法光寺で善光寺勝曼寺宝物が弘通される。
文政4年4月27日。この日から桜之町教授寺で三州平院霊法の弘通が行われる。
文政4年4月28日。この日から巾下新道法蔵寺で奥州阿弥陀寺礼法24の弘通が行われる。
安政3年2月。2月から中島郡妙興寺村妙興寺宝物の弘通が行われる。辰3月6日朝6ツ(午前5時)より神野仲雄、亀谷好因、長谷川成憲らを同伴し中島郡市(一)宮真清田大神へ詣で、それから弘通の行われる同郡妙興寺村妙興寺へ立ち寄り一見する。誠に奇代(驚くべき)の霊場であった。張州の者は一度は参詣するべきである。略縁起、什器の目次を左に記す。(略)
文政3年4月21日。納屋裏浄信寺で三州野寺本証寺宝物の弘通が行われる。太子遠忌(時を経ての法会)として。
文政2年9月17日。この日から蒲焼町真広寺で甲州杉の御坊御箸杉親鸞聖人尊像幷霊宝を弘通(ぐずう、広める)。