彼氏彼女

5回目の出会いは4回目の出会いの2日後だった。 僕はこの日、彼女に対しあるお願いを秘めて彼女を呼んだ。 いつものホテルとは違うホテルで、彼女の事務所が近い場所だ。 以前出勤時間の話になったときにそれとなく言われたことを覚えており、その近くなら早く来るかなと思い、そのホテルにした。 彼女はいつも通り元気にきた。 しかしその前にメッセージ機能で『話したいことがある』と伝えていた為、彼女の表情は少し硬かった。 会ってから少し雑談をして、その後彼女の方から『話しってなんですか・・・？』と聞かれた。 僕はお話をするのが恐怖でしかなかった・・・・。 それでも勇気を振り絞り、彼女に友達になって欲しいと伝えた…

4回目の出会いは前回会った日から約2週間後だった。メッセージ機能で連絡しあって日程調整してたら、彼女の方から『聞いてほしいことがある』と言われた。 僕は彼女からお話があることが嬉しかったのと、同時に何を言われるのかわからなかったから怖かった。 何か僕に問題があり今後は呼ばないでほしいと言われるのか、引退するから今までありがとうとかになるのか・・・・。 そもそも体調悪いとかの話なのか。 数秒数分の間に頭がフル回転して、正直居ても立っても居られない状況になった。僕は平然を装い『後で聞くね』と返事をしたが、正直『今言ってくれよ』と思った。 タイミング的にクリスマスも近かったため、ホテルはVIPルーム…

2回目以降彼女は出勤しなくなった。僕は体調を崩したのかと凄く不安に思い、毎日のように彼女のサイトを見ていた。(もはや変態) 彼女に会えない事の悲しみと、この業界では日常的だが出勤しなくなる子も沢山いるため、彼女ももう引退したのかと不安に思った。 僕は彼女に出会えない間、彼女も引退していたらと思うと、自分の気持ちの行き場もなかった為、新たな推し探しをした。 3人ぐらいの子を呼んだが、見た目や話（フィーリング）が合う人は誰も居なく、呼んだ度に彼女の事を思い出し続けた。 心に穴が開いて、それを埋めようとしても蓋のサイズが合ってないみたいなイメージである。 それからさらに数日後にようやく彼女から出勤し…

彼女との2回目の出会いは次の日だった。 自分が次の日休みだったこともあり、昨日の気持ちも強く2日連続で呼ばせてもらった。 ホテルは僕がいつも利用するホテルとは違うところで、基本僕は緊張しないが彼女に会うとなると凄く緊張した。通常の感情とは別だった。 彼女が来て、少し話をした後に通常のサービスを受けたが、緊張と嬉しさもあり程々でやめてもらった。 僕の中では会えることと、話ができるだけで凄く嬉しくて、それだけで満足できる時間だった！ 僕は1回目も2回目も自分の好きなBGMを部屋で流していた。 すると彼女の方から『○○(僕)さん毎回聴いてる音楽のセンスめちゃめちゃいいですよね』と言われた。 自分の好…

彼女との出会いは風俗で、風俗業界では当たり前だが年齢は偽装しており、それを分かっていても可愛い人だと思った。 初めて会ってお話をした印象は、丁寧な子で、礼儀正しく、風俗経験ある割にそれを感じさせない清潔感があった。 お互い若干の緊張こそあれ、少しお話をしていくなかで、性的サービス以外の事にも興味が沸き、色んな話をしてみた。 彼女は質問したことに対して素直に返答してくれて、自分としては凄く話が弾むなと感じた。 話をしながら通常のサービスを受けて時間は終了した。 ただ、それでもまだ話したい、少しでも一緒にいたい、 その時は好きという感情はまだ無かったが、純粋にそう思い、元々は240分でお願いしてい…

このブログは彼女が出張型風俗＆AV女優、彼氏が店舗型風俗で働いているカップルの日常や、日々の感情を正直に書いたものです。 お互いに色々な事情があり、それぞれ風俗関係で仕事をしていますが、お付き合いをするとなってお互いに葛藤が生じ、特に彼氏側の葛藤が凄く、ネットで風俗のカップルがどういう感情で日々を過ごし、どのようにお互いが気持ちのコントロールをしているのかを調べましたが、そのような体験談は僕が調べた限りは見つけられませんでした。 そのため、僕らのような関係の方たちもいるかもしれない、思い悩んでいることもあるかもしれないと思い、僕らの関係がどのような感情で日々を過ごし、どのようなトラブルや、どの…

ここのところのユクは、いつものフードを食べなかったりする。朝は食べないけど、夜は食べたり。一日食べないわけでもない。好きなヨーグルトは食べる。ドライフードを食べたり食べなかったり。嗜好の変化か、夏バテか。いろいろと考えさせられる。 その日も夕方の散歩まで、あまり食べていなかった。そんな状態で大丈夫なのか、と思うが案外歩く。道々、草を食べようとする。胸やけでもしているのか。挙句の果てに吐いた。犬はよく吐くものだと言うが、心配だ。 心配してるんだよ。 こちらの心配をよそに、またケロッとして歩き始める。少し涼しくなったが暮れるのが早くなった。時折秋雨も降っている。あたりは薄暗くなってきた。 向こうに…