こんばんは、紫栞です。 今回は京極夏彦さんの『後(のちの)巷説百物語』をご紹介。 “あれ”から四十年後 江戸時代を舞台に、御行の又市率いる一味が公には出来ぬ厄介事の始末を金で請け負い、妖怪譚を利用した仕掛けで八方丸く収めていく一話完結型の妖怪小説のシリーズ【巷説百物語シリーズ】。 www.yofukasikanndann.pink シリーズ第一弾『巷説百物語』 www.yofukasikanndann.pink 第二弾『続(ぞく)巷説百物語』 www.yofukasikanndann.pink に続いての第三弾が『後(のちの)巷説百物語』なのですが、今作は前二作とはかなり趣が異なります。 まず…