2時間も弾いているうちにようやく音程が定まってくるなどというとんでもない時期があったことは本当に忌まわしい記憶。 幼少期に厳しく母から音程を注意されてほどほどの正確な音程になるのだが、つまり合奏しても綺麗にハモるので、そのまま行けば問題ない。ピアノで音とりする習慣は実家を追い出されてから失くなった。 しばらくするともはや音程はわからない。 二十歳頃、初心者と一緒に合わせてみてから少し甘くなっていたが、それ以上に狂いどおし。 音階練習が狂っていたのだから手のほどこしようもない。 ある時期セブシックなどやってみて左手を壊す。 もはや練習量とピアノでの音とりと総動員であわせていくもさっぱり。 ピアノ…