ロマンティックレッド効果とは、2008年に米ロチェスター大学の心理学教授アンドリュー・エリオット氏と研究者のダニエラ・ニエスタ氏によって発見された心理学的な現象です。この効果によると、男性は赤色を身にまとった女性をより魅力的に感じる傾向があるとのことです。 エリオット氏らは、男性を対象に、赤色の服を着た女性と、緑色の服を着た女性の写真を評価する実験を行いました。その結果、赤色の服を着た女性は緑色の服を着た女性よりも魅力的であると評価されたのです。 この効果は、赤色が持つ「性的興奮」や「情熱」などのイメージと関係があると考えられています。赤色は、太陽や炎など、生命力や生殖力と関連付けられる色です…