神と自分との関係って、 相思相愛の大恋愛に似ている、と思う。 神はどんな時でも、僕たちに恋している。 なのに、僕たちの方はどうかと言うと、 「自分は愛される資格なんかない」 「無条件に愛されるなんてキモくて怖い」 「神に愛されて一体何のトクになるんだ?」 「大金持ちにしてくれるんなら、まあいいけど…」 てな具合で、かなりなこじらせ具合である。 それでも神はあきらめない。 僕達が相思相愛であることを知っているので、 好きだよーっ、とガンガン猛アタックをかけてくる。 しかし、僕たちが夢の現実でそれを感じるとき、 本当は神が、好きだよ、とツンツンしているのに 〝電車で隣の人のカバンが当たって、うざっ…