2016年のことです。鍼灸院で、「感情は体に現れる」という話を伺っていた折のこと。「ちょっと右手にギュッと力を入れてこぶしを作り、強く握り締めてみてください」と先生に言われ、その場にいた3人で言われたとおりにしてみました。 そのままの状態で1分、いや3分くらい経ったでしょうか。先生に「はい、開いて」と言われて握った手を開こうとしたら、3人いるうちの私だけ、こぶしが握ったままで、ウンともスンとも動かなくなってしまいました。 自分は「開け」と命令しているのに、意志に反して全く開かない。そんな経験は初めてだし、何が起きているのか不安で頭が真っ白になりました。私も焦りましたが見ている皆さんも「何事!?…